妖怪さ〜ん

「先生〜できましたか」
「いや〜まだだが、独りで寂しいから電話した」
「ん〜もう、先生ったら甘えんぼ!」


窓から外を眺めると
妖怪さんの散歩
「こんにちわ散歩ですか?今日は晴れてますものね」
びっくりした妖怪さんが行ったり来たり
ヒラヒラと舞っている
あでだけの美人だから顔だけで良いのだろう

「声を掛けてもらえるなんて…」

「これあげます」
と妖怪さんリックサックから
「手編みぬいぐるみ」
と言いながら、家の中へ
作家先生びっくり←阿部サダヲだけに「あ〜べっくら」


家に入った途端赤ちゃんに早変わり
4ヶ月なのに←よ〜かいげつ
立ってるし喋れば理屈屋
性格が極悪


妖怪さん人間世界に踏み込んだ途端
強烈なキャラクターに


気軽に別世界のものと接触してはいけない
という教訓めいた夢でした
うん、わかったよ。